TikTokはInstagramと異なり、クリエイティブ勝負のプラットフォームになります。
フォロワー中心に発信されるものではなく、AIによってフォロワー外に拡散されるものになる為、いかに商材の魅力をうまく説明し、面白いクリエイティブを作成し、惹きつけられるかが重要になります。
TikTokで成果に繋がっている商材については、例えば、
・メイク用品
・生活雑貨
・日用品
などがございます。
その中でも低価格帯で、TikTokで興味を持ってくれた方が、その後、Instagramでも口コミを調べた際に、Instagramにもある程度情報を落とせている商材が伸びやすい傾向にございます。
Instagramには認知後の受け皿としての役割があり、TikTokやTwitterで知った情報を、nstagramでハッシュタグ検索をしたり、ブランドの公式アカウントで商品を閲覧するというように、ユーザーが商品の詳細情報を確認することに使われることが多いです。
TikTokについての詳細情報は下記です。
■InstagramとTikTokの違い、アルゴリズムについて
・ファンマーケティング向きか、クリエイティブ重視の拡散性向きか
Instagramは、フォロワー内にどのくらい見ていただけるか、保存していただけるかで発見タブやハッシュタグ検索で上位表示されるが決まる「ファンマーケティング」向きの媒体です。
一方で、TikTokは、投稿するとフォロワー内ではなく、フォロワー外に拡散されるので、その投稿が何人にどのくらいの時間見られるかでアルゴリズムが評価される「クリエイティブ勝負」の媒体です。
・潜在顧客に対しての訴求力
TikTokは「今顕在化されている好きなもの」だけでなく、「まだ潜在的な欲求である、次に好きになるもの」を見つけに来る場所なので、情報過多のなか、効率的に新しい情報に触れたいというユーザーのニーズを解決するもので、潜在的な欲求を消費行動にまで動かすことが可能
■TikTokで見られている商材について
・「TikTokでどのようなジャンルの動画を視聴していますか?」という質問に対して、ダンス関連が一位でしたが、2位以下は料理関係や美容関係などとなっており、TikTokは娯楽としての使用だけではなく、生活に役立つ情報収集のツールとして活用しているユーザーが多い
・TVや雑誌をゆっくり観る時間がない主婦・ママの生活スタイルには、隙間時間や移動時間で、最新情報をより多く見られるTikTokがマッチしており、最新情報をキャッチアップする場所として利用されている為、【主婦層向けの商材】も今後の伸びがさらに期待される
■TikTokで購買に繋がりやすい商材について
購入や申込をした商品/サービスのカテゴリの中で最も多かったものがアプリ/ゲームで全体の34.38%でした。
次に食料品33.52%、スキンケア用品(プチプラ)32.1%、メイク用品(プチプラ)31.25%、日用品30.68%、生活雑貨30.11%、アパレル26.14%という結果でした。
■TikTok伸びやすいコンテンツの特長について
・最初の3~6秒は、絵力があり動きのあるカットが重要である為、映像を通してインパクトある姿などでユーザーの興味を引く事ができる商材の相性が良いです。
・Z世代のユーザーもいる為、できるだけ目線を下げた動画作りが可能な商品(使い方や、実施方法が難しすぎる商材ではなく)がおすすめです。
・Instagramにおけるリール投稿で再生数が伸びている商品はTikTokとも相性が良いです。